ファン心理は微妙なもので……
2007年 05月 08日
結果は、○○○雨○○●●○ で、6勝2敗。
阪神が調子を落としていたということはあるにせよ、強豪との戦いを粘り強く戦い抜いた9日だったといえるでしょう。
1日天下に終わったものの、3日には首位の座にも。
もちろん、いくら「2年ぶりの首位!」とマスコミが騒いでも、まだ本調子ではない野手もいるし、先発投手陣もカチッと決まっているわけではないチーム状況を考えると、そのままシーズン終了まで突っ走ると思うほど、甘くないことはわかっているつもり。横浜の調子がよければよいほど、「冷静に見よう」と思う自分がいます。
一方で、ファン心理として、「首位」という響きはなかなかいいもので、翌日のスポーツ新聞を買いに行っちゃったりなんかして……(^^)。
いずれにしても、まだシーズンは4分の1弱しか終わっておらず、これからが本当の戦いといえるでしょう。シーズン前はさほど警戒されていなかった横浜の各選手も徐々にマークが厳しくなることも予想され、それらを打ち破っていかなければ、プレーオフ争い、さらには優勝争いに加わることはできないと思います。
話は少し変わりますが、CS放送(フジテレビ739)では、今でも「プロ野球ニュース」が毎日放送されており(23:00~23:50)、土・日はあの佐々木信也氏が司会を担当しています。その佐々木氏。最近、セ・リーグの順位表を紹介するたびに、「今年の横浜はよくがんばってますね~」とベイスターズを誉めます。昨年最下位ということを考えれば、そう思うのももっともかもしれません。
ただ逆の見方をすれば、「がんばっている」と見られているということは、横浜がまだ「本当に強いチームだとは思われていない」ことの裏返しともとれます。
これが、「今年の横浜は『強い』」となったときに初めて、近年の中日や阪神(現在は調子が悪いですが)のように、本当の意味での「強いチーム」として認められたといえるでしょう。
試合後の大矢監督のインタビューを聞いていると、勝った試合でも、そんなに勝利の喜びを表に出すことなく、各場面各場面を冷静に振り返っているようにみえます。また、よく「粘り強く」「挑戦者として」といったような発言をしています。
それを見ていると、ファンの側も、ちょっと勝ったぐらいで満足するのではなく、「さらに強い横浜を求めていく」ことが、シーズン最後にうれしい思いができることにつながるのではないかなと思ったりします。
もちろん1試合勝っただけでも、うれしいですけどね(^^)。
さて、明日からは、ヤクルト→広島→巨人→阪神と対戦。そして、22日からは1ヶ月にわたる交流戦がスタートします。