球場のビールが美味しい季節。
2006年 07月 18日
試合途中でチラッと見ましたが、ノーアウト1塁の場面で小池選手が送りバント失敗→エンドランを仕掛けるもライトフライでランナー進めず→石井選手・盗塁失敗(セーフのようにも見えましたが、これもバントで送れていれば背負わなかったリスク)と、最近勝利を挙げているとはいえ、まだまだ細かい部分に課題を残す攻めっぷりでした。
結局、中日戦はいまだ勝ち星なしですが、こうした所をきちんとやっていかないと、また昨年のように「惜しいんだけど、最後は負ける」試合の繰り返しになってしまうと思います(「プロ野球ニュース」で大矢さんが指摘していたように、引き分けで笑みを見せている場合ではないでしょう)。
「勝てば巨人と入れ替わりで最下位脱出」なんて小さなことを言ってるんじゃなくて、ゲーム差的に十二分に手の届く広島(2.5差)、さらに3位のヤクルト(6.5差)も射程圏に入れて、今後の試合を戦っていってほしいと思います。
さて、その巨人ですが、おとといの土曜日、神宮のヤクルト-巨人(←9連敗中)に行ってきました。
当日、先に行った友達に内野指定A席を買ってもらっておいて、6時半頃に到着。
信濃町駅から行くと、ちょうど外野のバックスクリーンあたりなので、内野席の入り口までグルッとまわったのですが、途中、妙に外で煙草を吸っている巨人ファンが多い。
「まだ始まったばっかりなのに、何で野球見ないんだろう。結構、タバコを我慢して見てる人って多いのかな?」と不思議に思って球場に入ったところ、その謎は一遍に解けました(^^)。
1回表裏終了で、ヤクルト 7-0。
「そりゃ、タバコも吸いたくなるわ」
喫煙者でもない自分が思うほどの絶望的な展開(^^)。
スコアボードを見てしばし唖然とした後、とりあえず席を探して歩きました。
で、場所はバックネット裏からちょっと三塁側に寄ったところの上段。
最初は「かなり上だなあ」と思ったものの、いざ座ってみると、角度的にストライクゾーンの左右も高低もわかるという結構いいポジションでした(ちょっとバックネット裏のスタンドが突き出している所が邪魔ではありましたが)。
この日は、昼間に一時的な大雨が降ったりして、湿度がハンパない状態。
さっそくビールを頼んで一息(^^)。
最近、球場観戦に行っても丁寧に野球を見られていないので、「今日は選手のプレーを細かく見よう」と思っていたのですが、かなりの湿度とビール、そして席の狭さ(満員の球場にしばらく行っていなかったからか、席がかなり狭く感じた)と早くも大味な試合展開に、結局ダラダラ~と見てしまいました。
ちょうど着いた時は、2回表、巨人のチャンスだったのですが、矢野選手のゲッツーの間の1点だけと、巨人側からすれば自分から流れを断ってしまうイヤ~な展開。
しかし、3回表、7失点ながらもバッターボックスに入った内海投手がヒットを打った(←実はカレーを買いに行ってて見ていない)のを足がかりに、連打連打であれよあれよという間に得点を重ねる巨人。ついには矢野選手のライト前タイムリーで、早くも3回で同点に追いついてしまいました。
「いったい何時間かかるんだ?」(3回までのペースだと4時間半コース)と思った試合は、中盤、ヤクルト打線が沈黙したこともあって、高橋・李選手の連続弾などで勝ち越した巨人がなんとか逃げ切りました。
結局、選手のあまり細かいプレーなどは見られなかったのですが、バックネット裏ちょっと斜めから、各打者のボールの見極め方を見ていると、好調・木村拓選手(この時点で.307)などはきわどいボールでも余裕を持って見逃す、いまだ絶不調・仁志選手(.176)は、ボール球でも反応してしまう、といった違いがはっきりわかって面白かったです。
今年は例年より野球を見に行けているのですが、実は横スタにはまだ一度も行けておらず(行こうとすると中止ということが何度か。どうしても住んでいる関係上、神宮・東京ドームが多くなっているという現状)。
野手も投手も、例年になく多くの若い選手が台頭しつつある今季の横浜ですので、何とか見に行きたいと思うのですが。
明日・明後日の中日戦。
前半戦最後ということで、中日もかなりの覚悟で来ると思いますが、なんとかそれをはねのけて勝ってほしいですね。