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球団再生なるか

先週、ようやく「横浜DeNAベイスターズ」が承認。

書きたいことは山のようにありますが、今回は絞って。

球団再生がなるかどうかの大きなカギになるだろうと思われるのが、池田純 新球団社長

現在、35歳。自ら志望しての球団社長就任ということですが、GM就任を受諾した高田繁氏、また監督就任が報道されている工藤公康氏と、今後どうやってチームを生まれ変わらせていけるか。前球団から取締役として唯一残った笹川博氏(今回の親会社変更に伴い、取締役は13人から4人に大きく減らされた)と、どういった関係性で球団運営をしていくかもポイントの一つになるかもしれません。
元々、子どもの頃は大洋ファンだったとのこと。この10年の惨状を見ると、その立て直しは容易ではないと思いますが、元ファンとしてみれば、これだけやり甲斐のある仕事もないでしょう。ちなみに、自分の第一印象は「Bコースのハブに似てる…」。

戦力補強に目を移せば、村田、ラミレス、小池、鶴岡…と、野手の話題が目につく今オフの横浜ですが、現在の最重要強化ポイントは、先発投手陣であることは明らか。
先日のドラフトでは、即戦力投手を1人も指名しない(できなかった?)という謎のドラフト戦略をとりましたが、現在獲得報道が挙がっている杉内をはじめ、少なくともあと3人は先発として計算が立つ選手を獲得しなければ、来季も今年と同じ轍を踏むことになるでしょう。もし、「来年は、国吉を先発の3番手に…」なんて考えているようだと、まだまだ見通しが甘すぎると言わざるを得ません。
そうなると、村田の後釜も含めて、外国人獲得能力の強化(野手・投手ともに)も、チームを立て直す大きなポイントの一つになってくるのではないでしょうか(ここ何年かはこんなことになってますし…)。

他球団に目を移せば、ここ数年苦戦を続けていたヤクルトが今季は躍進。14年連続Bクラスを続けている広島も、若手が徐々に育ち、そこに外国人投手獲得能力の高さと栗原残留が相まって、戦える体制は整いつつある状態。
新球団社長には、ぜひ横浜という球団を、他球団と比べて客観的な視点で見たうえで、立て直し策を講じていってもらいたいと思います。


(2011.12.6追記)
昨日書いた時点では、まだ決まっていないからということで「監督就任が報道されている工藤公康氏…」という書き方をしたのですが、結局、監督就任は流れることに。
ほぼ確定していたと思っていただけに予想外の結果でしたが、就任後に「見ている方向が違う」となるよりもよかったのではと感じました。
今後は、内部昇格という形での白井一幸氏の監督就任、はたまた日本ハムつながりで梨田昌孝氏、さらには一時報道に出た桑田真澄氏、フロントが代わって再任があり得るかの牛島和彦氏ら、いろいろな名前が挙がりそうですが、このままだと年越しも考えられる状況。横浜への移籍を考えている選手も含め、さすがに選手たちは落ち着かないでしょうね。
by momiageyokohama | 2011-12-04 23:42 | 横浜ベイスターズ | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、20年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


by もみあげ魔神
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