前回の補足
2009年 12月 06日
「なぜ三浦投手でなく真田投手を選んだか?」を説明するのに気をとられるあまり、つい…(^^)。
昨年、右打者の史上最高打率で首位打者を獲得した内川選手ですが、今年もシーズン通して安定した成績を残し、打率はリーグ2位(.318)。
試合を見ていると、昨年の首位打者はフロックではなく、「かなりの高い確率でボールをとらえられる」コツを掴んだ感があります。
基本的には、結構手元まで引きつけてボールを打つバッティングスタイルで、球速の速いストレート系はセンターから右方向に、一方、球速の遅い変化球はタメを作って左中間、あるいは三遊間を狙う形で引っ掛ける(←ここでの「引っ掛ける」は悪い意味ではなく、ヒットゾーンに運ぶを意志を持った「引っ掛け」)。
もちろんケースによっては、上記通りでないこともありますが、基本こうしたバッティングスタイルをとることで、高い確率でヒットゾーンに打ち返すことができる術を身につけたように感じました。
相手投手が誰か忘れてしまいましたが、神宮球場での試合で、ドロ~ンとしたカーブを、態勢を全く崩されることなくレフトスタンドに叩き込んだバッティングは、「右打者の完成型」を見た気すらしました。
シーズン当初は高くなかった得点圏打率も最終的には.313。併殺数16はちょっと気になりますが、故障で不在の多かった村田選手は置いておくとして、今季の横浜で唯一得点の匂いを感じさせる選手でした。
来季は、その内川選手を「宝の持ち腐れ」にしないようなチーム全体の戦力レベルアップを期待したいです。
それにしても、WBCでの活躍といい、フジテレビの女子アナとの交際報道といい、内川がこんなにクローズアップされる日が来るとは思いませんでしたね~(^^)。